「ことばの相談室」 5回目
先日
5回目の
「ことばの相談室」
に行ってきました。
幼稚園に、娘を早めに迎えに行って、
クルマで20分程、
違う地域の幼稚園の一室が、
「ことばの相談室」
の教室になっています。
行く途中 、
「今日も、がんばろうな。」
と言うと
「うん。」 と、
うなづく娘。
ちょっと練習がてら
舌を回してみようかと言うと、
リラックスしてるのか、
以前より上手になっていました。
到着すると、
前の順番の子が丁度終わって、
先生がすぐに迎えてくれました。
そのときです!
その幼稚園に通ってる子が
「あのおじさん、○○○園(療育通園してる施設)で見たことある!!」
と叫びました。
声がするほうを向くと、
確かに、
○○○園で、
同じグループの男の子でした。
そうか、
普段はここへ通ってたのね。
そこまで突っ込んだ話はしてないからなぁ。
私は その子に
「またね~。」
と言って、
私も有名になったものだな・・。
(そんなことはないw)
そんなことを思いながら教室に入りました。
上手くなってる!!
いつも、
迎えてくれる先生は やさしく笑顔。
挨拶をして、
まずは、
舌の運動から。
舌を上下左右、
ぐるんと回したり
サルのように唇と歯茎の間に入れたり。
前回よりも
確実に上手になっていました。
そして、
「サ行」の練習
「ち」は言えるので、
そこから変換して「し」を出す練習。
ち~ → し 「ち」を伸ばして、「し」が出ているのを、
本人に確認させる感じで。
舌を上に巻いて空気を抜きながら吐く
一連の舌の動きの練習です。
今回 娘は
少し コツを掴んだようでした。
そして、
先生に褒めてもらって
更に 真剣な眼差しになっていました。
「さ」行が できそう
真剣にがんばって練習している姿と、
「し」
が薄いながら
発音できている状況を見て、
私は「ウルッ」となっていました。
体は小さいけれど、
頑張り屋なところ、
かっこいいぞ!
そんな
ちょっと感動していたところに
先生が追い討ちをかけるのです。
先生
「すごい、○○(娘)ちゃん。
上手!かっこいい!」
「ねぇ、お父さんっ。」
私
「!!!」
そこでこっちに振らないで、
既に
ウルッてんだから。
私
「うん、上手にできてるよ、○○(娘)。」
と誤魔化しました。
先生も「サ行」に関しては手応えを感じた様子で
練習が終わった時
こう話してくれました。
「今度は「カ行」も練習していきましょう、
「サ行」は本人もちょっと掴んだような感じもするし、
家でも嫌がらない程度に練習してもいいかもしれませんね~。」
先生も嬉しそうでした。
「わかりました、ありがとうございます。」
と私。
この日
私は何気に、かなり感動していました。
娘が頑張る姿を見れただけでも
私の力と、やる気になります。
お父さん、
もっと頑張るよ!
ガンじゃなかったし。
先生は優しい
練習時間の最後は 、
ゲーム(カードゲームなど)をします。
先生2人と娘と私との4人ですることになっていて
娘もそれを楽しみに通っているようなものですから。
この日は、
「ココタキ」というカードゲームをしました。
先生とするゲームはいい。
うん、いいですね!
なぜなら・・
こういうゲームを我が家ですると、
息子(小3)や嫁さん(アラフォー)は、手加減を一切せず、
娘を負かしてしまうから。
負けると、娘がいじけて
「もうヤメる。」
というのが鉄板パターンです。
でも今日は違う。
やっぱ、先生いい。
負けてくれる。
そうして、
ゲームで勝った娘は
上機嫌で挨拶して帰るのでした。
帰り道、
この日は嫁さんの
誕生日でしたので、
「よし、お母さんも誕生日だし
○○(娘)も、よう頑張ったし、
ケーキ買いに行こうか?」
「うん。」
おしまい。
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