最後の「言葉の相談室」
先日 、
最後の「ことばの相談室」へ行ってきました。
「ことばの相談室」に
1人の児童が通えるのは、
1時間/月 という決まりになっていますので、
娘の場合は、1回30分にして貰って、
回数を重ねることで練習する機会を増やす
作戦で通っていました。
しかし、
最後の回は、
娘もよく練習して頑張ったし、
慣れていない人が、
娘のことばを聞いても ほぼ聞き取れるくらいまで
発音できるようになったこともあって、
1時間全部 みんなで遊んでしまおう
ということになっていました。
娘は、いつも遊ぶのを楽しみにしてたし、
先生はいつも優しく褒めてくれるし
ことばの相談室へ行くことを楽しみにしていました。
そして、
最後になるこの日も
楽しみにしていました。
さいころのゲームはやっちゃダメ
相談室には
たくさんゲームがあって、
いままで いろんなゲームをしてきましたが、
最も
やってはいけないのは、
サイコロを使ったゲームでした!
大人達の意思に反して 、
サイコロ(運)で、
ゲームの勝敗が決まってしまうので、
娘が 負けてしまうことがあるのです。
そうなると、
娘が勝つまで終われないので、
次の子が待ってる中、
もう一回戦といったことになりますからね。
今回は、そうなることを避けてか、
サイコロをすると負けることを知ってか、
娘が決めた、
動物の絵の柄をあわせる神経衰弱みたいなルールの
ゲームをしました。
そして気持ちよく娘を勝たせることができて
ゲームは一件落着です。
(大人の配慮ができるからねw)
「ことばの相談室」ふりかえり
振り返ってみると 、
相談室に通い始めたのは、
5月くらいでしたかね、
最初は、
進展のなさに 焦ったときもあったのですが、
先生方が、一生懸命教えてくれる姿と、
娘の頑張る姿をずっと見てきて
結果が出たこともあるんですけど、
やっぱり先生方に対して、感謝の気持ちで一杯ですし、
いい先生に出会えてよかったな、
そう思います。
「サ行」ができそうになった時、
「サ行」ができた時。
「カ行」ができそうになった時 、
「カ行」ができた時。
それぞれの場面で、
少しでも
できた事が嬉しくて、
感動して涙が出そうになったりしたことを
思い出します。
帰り際、
先生にもっと感謝の言葉を伝えたかったのですが、
もう泣いてしまいそうで、恥ずかしかったので
うやむやにして帰ってしまったのですけど、
いままで
本当にありがとうございました。
いつからこんなに
涙もろくなったんだろうなぁ。
娘の最後の言葉
駐車場でクルマに乗ると
娘はこういいました。
娘
「もっと、早く「言葉の相談室」行っとけばよかったなぁ。」
私
「えっ!!? どして?」
(もしかして、サ行・カ行がもっと早くできるようになりたかったの?
それなら、私達親の対応が遅かったことを反省しなきゃだなぁ)
一瞬そんな思いが脳裏をよぎりました。
娘
「もっと、いっぱい
ゲームして 遊びたかったけぇ。」
私
「!!!!!」
「そうか、もっと遊びたかったんかぁ。」
(子供らしいなぁ)
練習も、よくがんばったよ、娘。
でも、
先生にも感謝しなきゃね。
おしまい
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