心臓手術 手術室に入っていきました ≪ファロー四徴症の君へ≫

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ファロー四徴症



2009.4.20

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娘の心臓手術 当日

4月8日


目覚めたのは9時頃だったでしょうか。

娘の手術日  当日。

クルマで寝たにもかかわらず、
思いのほかよく眠ってしまっていた。

手術開始予定は13:30分です。

それまでは、
できるだけ 娘との時間を過ごそう。

病室に行くと、

嫁さんと娘、
隣のベッドで入院している
同じように手術を待っている親子さんが起きていました。

病室には四つベッドがあって、

うちと隣の子が入院しているだけで、
2つは空いていました。

隣の子は、2歳の男の子。

ファロー四徴症で、かつ外耳道閉鎖という
うちの子と同じ症状を持っていました。

その子は 今回が2回目の手術ということでしたので、
(手術待ちで日程は決まっていないそうです)

1回の手術では、
根治術ができないくらいの症状だったのでしょう。

こういった大きな病院の
専門的なところに来ると、

同じような病を持った子が必然的に集まっていますし、
色々相談できる同志のような感じで、心強く感じます。

症状の重い軽いはあるにしろ、

ほとんどの親御さんは、
前向きで、明るく病気に立ち向かっているように見えます。
(表面上だけかもしれませんが)

そして、
私達も 頑張るしかないのだと
改めて感じることができます。

本当に今日 手術ができるのかな?

本日が、
手術当日と伝えられてはいるけれど、

他の急ぎの患者さんの状況によっては
キャンセルもありうるような状況です。

本当に手術をしてくれるのか
半信半疑で時が過ぎるのを待つのでした。

手術開始予定時間は、
13時30分、

時間が迫るにつれて、

もしかしたら

この子と会えなくなる可能性も、0ではないという思いが
頭の中を支配する割合が増えていきました。

無邪気に
笑ったり、
泣いたりする娘、

抱っこしている娘を見つめるたびに
泣きそうになりました。

手術までの時間迫る

看護師さんが、
13:00に採血に来ると言っていたのに、
時間が来ても一向に来ず、

不安になっていましたが、
13:30分頃に前の手術が終わったので、

14:00から採血で、14:30から手術になる
ということを伝えにきてくれました。

「いよいよか・・・。」

時間通り
14:30に看護師さんが迎えに来てくれて、

娘と嫁さん 私の3人で

オペ室の前まで行きました。

手術室に行ってしまった

オペ控室の中で、
私は、もう涙が出てきました。

嫁さんは(付き添い一人のみ)オペ室の前までは
一緒に行けるということでしたので、

服を着替えて、
一つ中の部屋まで、一緒に向かいました。

私は、見守るしかできませんでした。

娘が泣きながら
大勢の大人に連れて行かれる・・・。

 

きっと成功すると信じているけれど、
涙が止まらない。

なぜか悲しい。

胸を切って、

心臓を切って、

そして塞ぐ。

その痛みを、私は知ることができない。

どうして
こんなことをしなければいけないのか?

こんなに 小さな赤ちゃんに・・。

控室で待っていると、
嫁さんが帰って来ました。

いままで結構 気丈に振舞ってはいたけれど、
その目には涙があふれていました。

こんな悲しい瞬間があるだろうか。

「大丈夫、成功するよ。」

私はこの言葉を言うことだけで
精一杯でした。

このあと、
また新しい患者さんが来るのでしょう。

すぐに
病室から  付添控室に移動しなければなりませんでした。



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