外国人にも多汗症の人はいるの?
外国の人、
特に欧米人は、
人に会うたびに握手しますよね?
そんな習慣の中で
多汗症(手掌多汗症)であることは、
日常生活をするうえで、日本人(アジア人)以上に
つらい状況にあるのではないかと勝手ながら思うことがありました。
外国人にも多汗症の人は居るのだろうか?
人種や肌の色が違えば
多汗症の在りかたも違うのだろうか?
そんな素朴な疑問を調べてみました。
検索しても良い資料が見つからないので、
やはりこの資料を参考にするしかないでしょう。
現状、この資料が最も信頼できるものと思われます。
多汗症症状の最も信頼できる資料
原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015 年改訂版
PDFが開きます
https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/125/7/125_1379/_pdf/-char/ja
原発性局所多汗症診療ガイドライン2015年改訂版
J-STAGE
外国人にも多汗症者は存在する
このガイドラインによると、
イスラエル・アメリカ・中国・ブラジルにて
多汗症が認められていることがわかります。
外国人にも多汗症患者がいることは分かりましたが、
ヨーロッパ系、黒人系の方の多汗症までは
知ることは出来ませんでした。
個人的には、
「黒人はどうなの?無いかもしれないなぁ」と思ったりしますけど、
どうなんでしょうね。
多汗症とわきが が同列に語られているものが多く、
黒人(ネグロイド人種)の
多汗症単体での外国人の有病率を知ることはできませんでした。
ワキガ率で言うと、
黒人は99%以上がワキガであるとされています。
「外国人にも多汗症の人はいるの?」まとめ
外国人に多汗症者がいることは分かりましたが、
アジア人より、欧米人の方が発症率は低いようです。
黒人やロシアのことは分かりませんでしたね。
いづれにしても、
欧米の握手という習慣は、
白人系 多汗症(手掌多汗症)者にとって
かなり精神的な負担になる行為ですので、
アジア人より大変なことは間違いないでしょう。