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多汗症(手掌多汗症)の有病率は○○% どのくらいの人が多汗症(手掌多汗症)を患っている?& 外国人も多汗症(手掌多汗症)はあるの?

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どのくらいの割合で多汗症(手掌多汗症)者がいるのか?

私自身、40数年生きていますが、

普段の生活で、
手掌多汗症の人に出会うことはほとんどありませんでした。

多汗症(手掌多汗症)は、
自分自身のコンプレックスでもあるし、

他人のちょっとした仕草にも、
この人は多汗症(手掌多汗症)なのかな?と
割と敏感に反応してしまうのですが、

本当に、
「この人・・ 多汗症(手掌多汗症)なんだ」と分かったのは、
2人のみです。

一人は塾の先生。

通っていた塾の先生が黒板に触れると
黒く塗れたようになることで分かりました。

もう一人は同級生。

一緒に野球をしている時に、
グローブと一緒に常にタオルを持っていて、
自分から 結構 手に汗をかくと言っていました。

私が今まで 多汗症(手掌多汗症)患者を実際に確認したのは
2名のみです( ;´Д`)

これまで生きてきて、その二人しか「仲間」を見たことが無いので、
(父・姉を除く)
自分は、(身内を除けば)かなりレアなタイプの人間だと思っていましたが
実際はどうなのでしょうか。

多汗症(手掌多汗症)って実際どのくらいの人がなっているの?
というのはホント素朴な疑問です。

多汗症(手掌多汗症)患者の存在率

多汗症(手掌多汗症)患者って全体の何割くらい存在するのでしょうか。

ここからは、

日本皮膚科学会雑誌第125巻第7号
原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015 年改訂版を抜粋しながら
進めていこうと思います。

公益社団法人日本皮膚科学会
皮膚科Q&A、緊急ニュースや開催案内、学会誌電子ジャーナルなどの会員向け情報

ガイドラインは、PDFになっています。

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/genpatuseikyokusyotaknsyouguideline2015.pdf

この、
原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015 年改訂版は、
多汗症全般について非常に詳しく書かれていますので、
多汗症に悩んでいる方は、
とりあえずこちらを参照することをお勧めします。

多汗症(手掌多汗症)患者は何パーセント存在しているの?

原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015 年改訂版から抜粋すると、
日本人の多汗症(手掌多汗症)の割合は下記のように書かれています。

本邦の原発性局所多汗症の有病率と発症年齢は,
手掌で 5.33%・発症年齢 13.8 歳,
足底で 2.79%・発症 年齢 15.9 歳,
腋窩で 5.75%・発症年齢 19.5 歳,
頭部で 4.7%・発症年齢 21.2 歳

この資料によると、
日本人の多汗症(手掌多汗症)率は5%以上と、
私の感覚よりもかなり多い数字が出ています。

多すぎじゃない?と思いますけど、
一応の目安として見ると、
多汗症(手掌多汗症)仲間は、周りにも結構いるんですね、
全然 出会わないけども・・・。

外国人に多汗症(手掌多汗症)はあるの?

外国人も多汗症(手掌多汗症)の人いるのかな?と
子供のころはとても疑問に思ってました。

なぜなら、
結構 人と握手する機会が多い文化じゃないですか!?

多汗症(手掌多汗症)の人ならわかると思いますが、
手と手が触れ合う行為はかなり苦痛というか、苦手な行為、
できればしたくないハズ。

多汗症(手掌多汗症)のアメリカ人など欧米の人は、
大変なんじゃないかな?
日本人に生まれて、まだ助かってるなぁ と子供心に思っていました。

外国人の多汗症(手掌多汗症)についても
原発性局所多汗症診療ガイドライン 2015 年改訂版に書いてあります。

文献的検索では,
イスラエルで手掌多汗症が 0.6% から 1% というものから
アメリカ合衆国での 2.8%
また 2007 年に 中国で 4.36%
までその報告は様々である.

そのなかでも
アメリカ合衆国の全国的な疫学的調査 は一番大規模なもので,
合衆国全人口のうち 2.8% が 原発性多汗症 に罹患しており,

さらにそのうちの 50.8% (全人口の 1.4%)にあたる人が
重症の腋窩多汗症であるとしている。

罹患者の平均年齢は 40 歳,
平均発症年齢は 25 歳であり,
年齢別有病率では 25~64 歳までの 年代にピークがあり,
12 歳以下の有病率が一番低い結果となっている.

外国人にも多汗症(手掌多汗症)患者は いる

資料を読むと、
外国人にも多汗症(手掌多汗症)患者は確実にいる!!

外国人も、
多汗症(手掌多汗症)で悩んでいる人はいるのです( ゚Д゚)

ちょっと意外でしたけど、
外国人にも仲間が!!と知ると、
「おぉ、そうなのか~」と思いますね( ;´Д`)

ただ、
欧米人よりも、アジア人の方が、多いという数字です。

アメリカ人のサンプルは多いので信頼できる数字なのだろうと思います。

他の国のサンプル数によっては、
実際の数との乖離がある可能性も否定できませんが、

多汗症(手掌多汗症)患者は、
人種を問わず 一定数の割合で存在しているのです。

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/genpatuseikyokusyotaknsyouguideline2015.pdf