マンガ「夜明けの図書館」／作者：埜納タオ　レビュー＆感想

「夜明けの図書館」　評価
「夜明けの図書館」　レビュー（あらすじ）
「夜明けの図書館」　作品データ
「夜明けの図書館」　感想

「夜明けの図書館」　評価

個人的満足度： 42％
ぐいぐい読ませるような漫画ではなかった

作品的星評価：★★★☆☆ 3/5
絵のタッチは嫌いではないけれど、ストーリー濃さが足りない気がする

個人的満足度：
読んで良かった、面白かった、好きなタイプのマンガだったかを、個人的主観で満足度評価しています。

作品的星評価：
絵・ストーリー展開・物語設定など、作品の全体像を、できるだけ客観的に見た評価です。

※感想は読んだ時の　年代・時期（季節）・心理状態・境遇・趣味によって変化します。
あくまでも、読んだ時点の感想ですので、再読時は評価が違う可能性があります。

「夜明けの図書館」　レビュー（あらすじ）

新米図書館　司書の「葵」の図書館で働く姿を描く物語。

「夜明けの図書館」　作品データ

作者：埜納タオ
掲載誌：JOURすてきな主婦たち

掲載期間：2011～

「夜明けの図書館」　感想

図書館の人向けかな

図書館は良く利用させて貰っていて、
私にとって、とても有意義なところです。

そこで働く、図書館司書の仕事の一面を教えてくれる作品です。

司書の仕事って、知らなかったのですが、
レファレンスという、
図書館を利用する人が探している本などの資料を探す手伝いや、
相談に乗ってくれることを初めて知りました。

作品に出てくるストーリーは、
図書館で働いている人にとっての「あるある」なのかな。

また、
これから図書館で働きたいという方にとっては、
仕事の内容を垣間見れる作品ですね。

ストーリーが・・

一話完結型の物語で、
主人公「葵」利用者からの相談を受けて、解決するというのがベースになっていますが、
1つ1つの物語に厚みや、感動がほとんど感じれなかったのが残念。
少し物語が薄っぺらな印象を受けました。が、

これは、好みの問題ですね、

私は
何かをインプットしようとする時に、
感動や面白さ、爽快感など、感情の起伏が必要不可欠だと思うので、
まったり、のんびり、のほほんとしたこの作品は、私の要求とは違うモノでした。

逆に言えば、
あまり起伏のない作品を望む人には良いかもしれませんし、
それが狙いなのかも。

本・図書館を通じて・・

本を借りに来る人にもそれぞれの背景があって、
中で働く人も同じ。

貸出・返却・本の整理ばかりが仕事ではなく、
それぞれの利用者が求めている、様々な資料や本までに導くという、
範囲の広い知識が必要な仕事ということが分りました。

「夜明けの図書館」まとめ

図書館司書仕事内容のひとつ「レファレンス」

レファレンスサービスとは
レファレンスサービス（reference service）とは、
図書館利用者が学習・研究・調査を目的として必要な情報・資料などを求めた際に、
図書館員が情報そのものあるいはそのために必要とされる
資料を検索・提供・回答することによってこれを助ける業務である。
また、需要の多い質問に対して予め、
書誌・索引などの必要な資料を準備・作成する作業もこれに付随した作業であると言える。
wikipediaより

作中では、
個々のレファレンスをオムニバス的に見せていましたが、
その内容自体も、さらりとしていて深く入って来ませんでした。

個人的には、
図書館で働く人の他の仕事内容（仕入れの過程や、裏話みたいなもの）を
掘り下げてくれればもっと面白くなったのではと感じます。

※
3巻まで読んで、完結したと思ってましたが、調べてみると、
まだでした( ﾟДﾟ)

4巻が出てる！！