アニメ「ゴールデンカムイ」／原作：野田サトル レビュー＆感想
アニメ「ゴールデンカムイ」評価
個人的満足度： 95％
作品的星評価 ：★★★★★ 5/5
個人的満足度：
鑑賞して良かった、面白かった、好きなタイプのアニメかを、個人的主観で満足度評価しています。
作品的星評価：
絵・ストーリー展開・物語設定など、作品の全体像を、できるだけ客観的に見た評価です。
※感想は鑑賞時の 年代・時期（季節）・心理状態・境遇・趣味によって変化します。
あくまでも、鑑賞時点の感想ですので、再視聴時は評価が違う可能性があります。
アニメ「ゴールデンカムイ」 レビュー（あらすじ）
明治時代後期。
「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、
ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、
一攫千金のチャンスが舞い込む。埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、
24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。そんな折、
ヒグマの襲撃を受けた杉元を、
アイヌの少女アシ(リ)パが救う。アシ(リ)パは、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。
さらに杉元の動きに呼応するように、
かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた
北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。果たして、
雄大な北の大地を舞台に巻き起こった
一攫千金サバイバルの行方は…!?
アニメ「ゴールデンカムイ」 作品データ
原作 ：野田サトル
監督 ：難波日登志
放送期間 ：2018.4～2018.12 全24話
アニメ制作：ジェノスタジオ
アニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト
マンガ版「ゴールデンカムイ」公式サイト
アニメ「ゴールデンカムイ」 感想
アイヌを題材に扱う意欲作
北海道の先住民族とされる、
アイヌを題材の一つとして取り上げた、
題材的にはちょっと挑戦的な作品。
ただ、ストーリーは、
隠された金塊を求めてうごめく人々の
やり取りや心理戦が面白い骨太な物語だし、
その中に、アイヌの少女との出会いや、
民族とのかかわり、文化の違いなどを散りばめていて
バランスよく面白い。
アニメ「ゴールデンカムイ」 感想 まとめ
物語の背景にある
明治・屯田兵・日露戦争・アイヌ民族などの設定は、
かなり納得できると感じるし、
全く不自然さはない。
そのうえで、アイヌの人たちについて、
結構掘り下げて描写していることで、
自然に、北海道にはこういった人たちが住んでいて、
という歴史を知ることができるのはとてもいい。
加えてコミカルであったり、
土方歳三などが出てくるあたり
興味をそそるスパイスにも事欠かない。
それもこれも、
ストーリー全体に引き込む力があるからできることであって、
これからどうなっていくのか、
非常に楽しみな作品。
これは
原作必読案件！！
（現在連載中だけど、必ず生きてるうちに完結を読みたい）
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