漫画「加治隆介の議」/作者:弘兼憲史 レビュー&感想
漫画「加治隆介の議」評価
個人的満足度:86%
作品的星評価 :★★★★☆ 4/5
個人的満足度:
鑑賞して良かった、面白かった、好きなタイプのマンガかを、個人的主観で満足度評価しています。
作品的星評価:
絵・ストーリー展開・物語設定など、作品の全体像を、できるだけ客観的に見た評価です。
※感想は鑑賞時の 年代・時期(季節)・心理状態・境遇・趣味によって変化します。
あくまでも、鑑賞時点の感想ですので、再読時は評価が違う可能性があります。
漫画「加治隆介の議」 レビュー(あらすじ)
政治不信の今、
若き政治家・加治隆介登場!永田町上空に暗雲たちこめ、
国会議事堂がまるで伏魔殿にみえる今、真摯な政治家・加治隆介が登場する。
Amazonより
漫画「加治隆介の議」 作品データ
作者 :弘兼憲史
掲載誌 :
コミックス:全20巻 完結 文庫版:全10巻
掲載期間 :1991~
漫画「加治隆介の議」
文庫版「加治隆介の議」
漫画「加治隆介の議」 感想
政治家の理想と現実が垣間見れる
加治隆介という、
国会議員2世ながら一般企業でサラリーマンをしていた主人公が、
従来の政治概念にとらわれず、
理想を掲げて政治・政治家の在り方を問う作品です。
現在(2018)からみると、
政治背景が相当古いので、時代・社会状況の変化は当然あるのだけど、
理想は普遍的なものなので、
充分痛快に読むことのできる作品です。
女性関係も健在
同作者の」「島耕作」を読んだ人ならわかると思いますが、
この作品でも、女性の存在がいいアクセントとなって
読む側を飽きさせない!
たまにある女性とのシーンを
少し期待しつつ読むのも乙だと思います。
(島耕作と比較すると、こちらは政治家なので当然少ないです( ;´Д`)
漫画「加治隆介の議」 感想 まとめ
古い作品なのですが、
日本の政治は当時も今も、あまり変わってないのかなぁと感じるのは
政治にも色々なしがらみがあって、
理想だけでは世の中は動いていかないのが現実なのだろう。
政治家に投票する国民にも、資産家や経営者もいれば、
単なる労働者もいて、それぞれ信条がある。
加治隆介の掲げるキレイごとを貫けるほど、
現実はキレイではないのです。
ですが、
作品は痛快で今読んでも充分面白い。
連載当時に読んでれば、
社会・政治状況ともリンクして10倍面白く読めたんじゃないかと思うと
ちょっと悔しい・・!
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