漫画「この世界の片隅に」/作者:こうの史代 レビュー&感想
漫画「この世界の片隅に」評価
個人的満足度: 78%
作品的星評価 :★★★★☆ 4/5
個人的満足度:
鑑賞して良かった、面白かった、好きなタイプのマンガかを、個人的主観で満足度評価しています。
作品的星評価:
絵・ストーリー展開・物語設定など、作品の全体像を、できるだけ客観的に見た評価です。
※感想は鑑賞時の 年代・時期(季節)・心理状態・境遇・趣味によって変化します。
あくまでも、鑑賞時点の感想ですので、再読時は評価が違う可能性があります。
漫画「この世界の片隅に」 レビュー(あらすじ)
平成の名作・ロングセラー
「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、
呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、
新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。
Amazonより
漫画「この世界の片隅に」 作品データ
作者 :こうの史代
掲載誌 :漫画アクション
コミックス:上・中・下巻 完結
掲載期間 :2007~2009
漫画「この世界の片隅に」公式サイト
アニメ映画版「この世界の片隅に」公式サイト
ドラマ版「この世界の片隅に」公式サイト
漫画「この世界の片隅に」 感想
戦争と在る日常を淡々と
アニメ映画がじわじわ人気になっていたことは
知っていても未だ見てませんので、
この作品に触れるのはこの漫画作品からです。
率直に言えば、
戦争という出来事と、
それを支える社会や生活を淡々と描いた作品だったのかなと。
ただし、それは
現在と明らかに違う価値観による
普通の出来事です。
当時の生活がよく解る
各所に当時の生活に関する説明書きが
コマを使って描いてあるので
分かりやすい部分もあるけれど、
ちょっとごちゃごちゃしていると感じました。
シッカリ読み込む人には、
当時をシッカリ説明してくれています!
漫画「この世界の片隅に」 感想 まとめ
戦争中の昭和の生活感をほのぼのと、
笑いあり、優しさあり、厳しさあり、惨さありと、
客観的かつ丁度良い距離感で描かれた作品でした。
戦局が悪化するにつれて
生活も困窮していく中でも
生きていく他ない庶民の姿に心打たれますし、
戦争ってなんなんだろうねって
気持ちが強くなります。
先にも書きましたが淡々と描かれているので、
最終的に、
この物語をどう感じるかは、
読み手に委ねられています。
あなたはどう感じるでしょうか?
アニメ映画も、
是非 観てみたいと思います!
広島県民として、
呉は遠くないですし、
海軍の要衝としての歴史をもっと知りたくなりました。
先日、かわぐちかいじ氏の「ジパング」を読んだばかりですし、
呉を訪ねて、
「大和ミュージアム」など海軍ゆかりの場所に
触れたくなるのも、
作品を読む面白さですね。
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