ビルメンの仕事は楽なんじゃないの?
ビルメンの仕事は楽な部類に入るけれど
その分給料は安いのが概ねの相場。
ですが、
工場の単純作業者や、職人・末端の作業員と比較すれば、
若干 多い給料であると言えるでしょう。
それに加えて、
残業代時間通りに仕事が終わる現場も多いですし、
お金よりも自分の時間を大切にする傾向のある人にとっては
結構いい職業と考えています。
ビルメン(設備員)に必要な資格はある?
ハローワークの求人を
見ていただくと分かると思いますが、
ビルメンテナンス(設備管理員)を募集している会社の条件には、
第2種電気工事士(電工2種)
と
危険物取扱責任者乙種4類(乙4)
と書かれている場合も多いです。
つまり、ビルメンになろうと思うなら、
この2つの資格を持っていれば
有利ということです。
ビルメンに求められるスキルとは
ビルメン(設備員)として求められるスキルは、
大まかに言って、
設備に関しての広い知識を持ち、
設備の故障に対する軽微な修理や部品交換・清掃作業ができることが
基本になります。
設備が故障しないような運転・メンテナンスが主な仕事で、
大きな故障は専門業者に依頼する訳ですから、
機械の専門知識を持つのも必要ですが、
ガッツリ一つの機械設備だけの
故障修理やメンテナンスをする機会はありませんから
職人的技術は身に付けづらいです。
資格勉強をしながら広く浅く知識を身に付ける
といったイメージです。
ビルメン系資格を取っておくメリット
実際の仕事の中では、
資格が必要な作業は少ないかもしれませんが、
ビルメン会社が、有資格者を採用したいのには理由があります。
例を挙げると、
県や市が運営する公共機関の業務を入札で取る場合、
有資格者を何人配置しなけらばならないなどの条件があるからです。
ビルメンテナンス会社が、
指定管理者制度での入札によって多く仕事を取っている場合は、
資格重視の傾向が強くなります。
公共機関で、無資格の者に仕事をさせたのが発覚した場合、
事が大きくなってしまう可能性が高いですし。
ということで、
第2種電気工事士 と 危険物乙4 を持っていると
ビルメン業界に入るには非常に有利になります。
ビルメンにとって、電工2種と危険物乙4 どちらが重要?
第二種電気工事士と危険物取扱者乙種4類、
どちらからとるべきか、もしくは重要かを迷う必要はありません。
第二種電気工事士 です!
電工2種は、
全てのビルメンテナンス・設備系資格の始まりです!
これは間違いありません。
危険物取扱者乙4も基本中の基本ではありますが、
電工です。
電気工事士を持っていると、
消防設備士資格を取る時もきっと役に立ちます。
ビルメンになろうかな?という人が持っておきたい資格 まとめ
ビルメンになろうと思ったことがある人に、
必ずお勧めしたいのは、上記のように
①電気工事士2種
②危険物取扱者乙4 です。
これは、誰に聞いても同じ答えのはず。
全く電気の勉強なんてしたことないという方には、
翔泳社さんの
第二種電気工事士 総合コース【筆記/技能対策】もチェックしてみてください。
実技試験の教材も同梱されています。
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