漫画「アドルフに告ぐ」/作者:手塚治虫 レビュー&感想
漫画「アドルフに告ぐ」評価
個人的満足度: 90%
作品的星評価 :★★★★★ 5/5
個人的満足度:
鑑賞して良かった、面白かった、好きなタイプのマンガかを、個人的主観で満足度評価しています。
作品的星評価:
絵・ストーリー展開・物語設定など、作品の全体像を、できるだけ客観的に見た評価です。
※感想は鑑賞時の 年代・時期(季節)・心理状態・境遇・趣味によって変化します。
あくまでも、鑑賞時点の感想ですので、再読時は評価が違う可能性があります。
漫画「アドルフに告ぐ」 レビュー(あらすじ)
1983年、イスラエル。
1人の日本人男性がひっそりと墓地の一角に佇み、
ある墓の前に花を供えた。彼の名は峠草平。
40年前、3人の「アドルフ」に出会い、
そしてその数奇な運命に立ち会うことになった彼は、
全ての終わりを見届けた今、その記録を1冊の本として綴ろうとしていた。
Wikipediaより
漫画「アドルフに告ぐ」 作品データ
作者:手塚治虫
掲載誌:週刊文春
コミックス:全5巻
掲載期間:1983~1985
漫画「アドルフに告ぐ」
漫画「アドルフに告ぐ」 感想
子供には解らないだろう
手塚治虫作品と聞くと、
まず、子供向けの作品が思い浮かぶと思います。
ですが、
晩年は大人向けの凄い作品が多いことにまず驚きます。
「アドルフに告ぐ」もその一つ。
漫画「アドルフに告ぐ」 感想 まとめ
手塚作品の中でも、
最も印象に残っている作品の一つ。
手塚治虫の作品数にも驚きますが、
子供向けマンガだけでなく、
後期の大人向け漫画も
読んで良かったものが多いです。
その中でも、最も衝撃を受けたのが、
「アドルフに告ぐ」です。
ストーリーの完成度、
メッセージ性、
歴史的観点、色んな意味で凄い。
特に、人種・差別に対する苦悩については
考えさせれられます。
手塚漫画と侮るなかれ、
(この作品を読むまで、私 侮ってました<m(__)m>)
大人にこそ読んで欲しい作品です。
特に
30代後半以上の、戦後や冷戦を知っている人の方が
心に刺さるハズです。
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