漫画「しっぷうどとう」/作者:森田賢司 レビュー&感想
漫画「しっぷうどとう」評価
個人的満足度: 80%
作品的星評価 :★★★★☆ 4/5
個人的満足度:
鑑賞して良かった、面白かった、好きなタイプのマンガかを、個人的主観で満足度評価しています。
作品的星評価:
絵・ストーリー展開・物語設定など、作品の全体像を、できるだけ客観的に見た評価です。
※感想は鑑賞時の 年代・時期(季節)・心理状態・境遇・趣味によって変化します。
あくまでも、鑑賞時点の感想ですので、再読時は評価が違う可能性があります。
漫画「しっぷうどとう」 レビュー(あらすじ)
長門烈は、何をやってもぱっとしない高校一年生。
入学した佐倉神城高校も、第3希望の高校だ。しかも入学早々、先輩からのヤキ入れにあい、
烈は理不尽なものを感じつつも、たちうちできない。そこに現れたのが2年生の阿南俊。
彼は、簡単に烈たちを救い出す。そんな阿南の姿に惚れた烈は、
彼のようになりたいと、阿南の所属する剣道部に赴く。
Amazonより
漫画「しっぷうどとう」 作品データ
作者:森田賢司
掲載誌:ビッグコミックスピリッツ
コミックス:全11巻 完結
掲載期間:1996~1998
漫画「しっぷうどとう」
漫画「しっぷうどとう」 感想
剣道マンガの秀作
題材としては珍しい剣道のマンガ、
主人公の成長と、葛藤が描かれています。
漫画「しっぷうどとう」 感想 まとめ
マンガのテーマとしては珍しい剣道、
物語のストーリーも無理なく、スピード感もあって
すらすらと読める気持ちのいい作品でした。
剣道の全くの初心者で、
主人公:長門烈の成長するスピードが速すぎる!?きらいはあるけれど、
そのおかげもあって、
ストーリーが締まっているし、
ダレた感じなく進みます。
私の人生の中で、
剣道というスポーツに興味を抱いた時期は一度もありませんでしたが、
マンガの絵からも
打つか、打たれるかの緊張感が十分に伝わってきて
剣道の醍醐味をよく感じ取れました。
剣道の思い出といえば、
高校の時の授業で、
上手な奴に面(頭のてっぺん)を打たれて、
痛かったというのと、
防具(特に小手)が非常に臭かったという、
ネガティブな思い出しかありませんが、
作中では、
剣道の試合中の緊張感を、
うまく表現されていると感じますし、
真剣に技を磨いてきた者同士の
勝負の中での、一瞬の重みが伝わってきます。
この漫画を読んで、
剣道の試合 見たら面白いかも?と思いました。
技や戦略、心理戦が織りなす
勝負の瞬間を目の当たりにしても、
素人目には解らないかもしれないけど( ゚Д゚)
テーマとして、
主人公の成長と、仲間たちとの友情という面でも、
最終巻できれいにまとまっていますし、
読んで、
スッキリできる、いいスポ根マンガでした!
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