漫画「四月は君の嘘」／作者：新川直司 レビュー＆感想
漫画「四月は君の嘘」評価
個人的満足度：93％
作品的星評価 ：★★★★☆ 4/5
個人的満足度：
読んで良かった、面白かった、好きなタイプ（内容）のマンガ作品かを、個人的主観での満足度を％で表しています。
作品的星評価：
絵・ストーリー展開・物語設定など、作品の全体像を、できるだけ客観的に見た評価です。
※感想は、年齢・年代・時期（季節）・心理状態・境遇・趣味によって変化しますので、読書時点での感想です。
再読時は評価が変わる可能性があります。
漫画「四月は君の嘘」 レビュー（あらすじ）
「あの日、僕はピアノが弾けなくなった‥‥」
仄暗い青春を過ごす元・天才少年、有馬公生。夢も恋もない世界に佇む、
彼に差し伸べられた手は名も知れぬ少女のものだった!!少女の名は宮園かをり。
性格最低・暴力上等の彼女はしかし、
まぎれもなく最高のヴァイオリニストだった!公生は、かつて住んでいた音楽の世界に、
強引に引きずり戻される。カラフルに色づく、音楽の世界に!
完結後の今もなお、
各界からの絶賛の声が鳴り止まない音楽コミックの金字塔!
「音が聴こえる」その描写から、
目が離せない!Amazon
より
より漫画「四月は君の嘘」 作品データ
作者 ：新川直司
掲載誌 ：月刊少年マガジン
コミックス：全11巻 完結作品
掲載期間 ：2011～2015
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漫画「四月は君の嘘」 感想
純粋音楽マンガ的なところとはちょっと違う
音楽は全くやったことありませんが、
音楽マンガは意外と好き。
「ブルージャイアント」は最高だったし、
「ピアノの森」もしかり。
今回読んだ「四月は君の嘘」も、
ピアノの演奏を主に置いた
音楽マンガといって良いと思うけど、
それだけじゃぁない青春要素が
いっぱい詰まってます。
漫画「四月は君の嘘」 感想 まとめ
凄いバランスで成り立っている青春ストーリーだった。
死んだ母親からの呪縛、
ピアノ演奏の才能、
幼なじみとの関係、
友達との恋愛関係、
ライバルとの想い
そして
ヒロインとの絆
それら全ての物語が、
丁度良い余韻を残す絶妙の深さで語られ、
ラストシーンに繋がっていく・・
そのバランス感覚は絶妙です。
私はもうおじさんですが、
若い時に読めばもっと心に入ってくる作品と思います。
特に高校生くらいの学生時代に
ぴったりの
切なくて泣ける青春の1ページではないでしょうか。
喪失感とともに、
これからの時間を精一杯生きる！
そんな想いにさせてくれる
素晴らしい作品でした。
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