公害防止管理者大気4種 受験記 2022
2021年に続き、
2022.10.2 公害防止管理者大気4種を受験してきました。
昨年の結果は、
「2:大気概論」 と 「4:ばいじん・粉じん特論」
の2科目合格でしたので、
今年は、上記の2科目免除
「1:公害総論」と「3:大気特論」の受験となりました。
2022 公害防止管理者大気4種 受験対策
2022年の受験対策としては、
2科目の受験となり暗記するボリュームが減りましたので
昨年よりは気分的にずいぶん楽な感じではありました。
が、
8月末に、消防設備士試験甲種5類の試験があったため
それが終わるまでは消防設備士試験のために時間を使っていました。
ですので、
実質9月から10月までの1カ月間を
公害防止試験のために費やした形となりました。
2022 公害防止管理者試験 使用テキスト
使用したテキストは3点
①「新・公害防止の技術と法規 2021 大気編」産業環境管理協会
②「公害防止管理者等国家試験 正解とヒント2019」産業環境管理協会
③「大気関係攻略問題集 2015」 オーム社
上記の3冊、
昨年以前に購入したものをそのまま使用。
参考書や問題集以外では、
12年分の公害防止管理者試験の過去問と解説を公開してくれているサイト
「公害防止管理者試験、これでOK!」 様を利用させていただきました。
フェルマータ 様という
過去問を解いて採点してくれる仕組みのサイト様もありましたが、
解説が少ないので問題を理解していくには「これでOK!」様の方が良いかと思います。
2022 公害防止管理者大気4種 勉強法
勉強法としては、
過去問を解く
分からなかったところを分かるまでやる
答え以外の選択肢の意味も考える
というのを基本としています。
ただ、過去問集に載っている解説を追っただけで
勉強期間1カ月では「公害防止の技術と法規」の内容まで手を付けるまでに至らなかったので、
本を開くことはありませんでした。
「公害防止の技術と法規」高価なので思い切って購入しまところまでは良かったのですが、
本を開いて読み込むまでの精神的なハードルが少し高く感じています。
ですので、
今年は2科目だけの挑戦なので、
ひたすら過去問を解く(ネットを駆使して過去10年分程度)ことで良しとしました。
「大気特論」の計算問題はどうする?
「大気特論」では計算問題が必ず2問は出題されます。
それにどう対処するかは私を含む、文系人間には大きな問題となります。
15問中2問は必ず出るのは分かっているけれど、
脳や体の拒否反応がハンパないのです。
ではどうする?
私は、中途半端に時間をかけて勉強するよりは
「捨てる」という選択肢を選びました。
計算問題・化学式は、昨年少しかじったけれど、全然理解が進まなかった経験も踏まえて
暗記問題に全てをかける方針にしました。(2021年同じ)
あと、
公害防止管理者試験、これでOK! 様に
暇があればアクセスして、できるだけ過去問の反復練習をするようにしていました。
2022 公害防止管理者試験 受験後の感想
公害防止管理者 大気4種 受験後の感想
「1:公害総論」の感想
今年も、過去問だけの勉強だと歯が立たない問題が、
適度な数入っていて 出題陣「非常にやるな」という印象。
全体的に首をひねるような問題が多く、
自信をもって答えられた問題は半分程度でした。
「3:大気特論」の感想
コチラも50点は取れそうだけれども
過去問だけでは対応しきれない知識問題を程よく入れてあり
難易度は高めな印象。
計算問題は勘とマークシートのバランスによって埋めますから
1つでも当たれば大ラッキー。
2022 公害防止管理者大気4種 自己採点結果 発表!
公害防止管理者の正式回答は試験翌日の朝に主催者から発表されます。
問題用紙の持ち帰り可なので、
試験当日夜には有志が解答速報をネット上に書き込んでくれることもあるのですが
翌日の主催者からの公式回答の発表を心穏やかに待ってから
自己採点するのが良いでしょう。
ということで、
私の 2022公害防止管理者試験 の自己採点、点数はどうなったのでしょうか?
2022解答のリンクは ↓コチラ↓
https://www.jemai.or.jp/polconman/examination/dd4ht300000005fn-att/answerR04.pdf
それでは、自己採点結果を発表します!
科目 正解/問題 合否
1:公害総論 8/15 不合格
3:大気特論 10/15 合格
暫定では
公害総論 → 不合格
大気特論 → 合格 となりました。
この結果に対しては、
非常に微妙な気持ちにならざるを得ません。
何故なら、
「公害総論」に関して、手ごたえは無かったものの
ほぼ暗記問題だけの出題という条件のなかで、
「落とすわけにはいかない」気持ちが強かったから。
あと1問、あと1問だけなのですが、
その1問には ものすごい勉強不足・知識不足が詰まっているなと。
やはり、
「技術と法規」を隅から隅まで読むくらいやらないと
確実に合格は狙えないのかな。来年のことを考えると少し絶望してます。
「大気特論」に関しては、合格!
コチラも手ごたえは無かったですが、
カンでマークした計算問題の回答が2つともヒットして決定打となりました。
全くの勘勝負、1/5(20%)を2連続で通すとは・・・奇跡!
大気特論も過去問だけでは答えを導き出せない問題が出題されるので
公害防止管理者試験、改めてかなり手強いです。
本当に
確実に試験に合格しようとするなら、
産業管理協会が出している 最新版の
「正解とヒント」
「新・公害防止の技術と法規」
「重要ポイント・精選問題集」をみっちり読み込んで確実に自分のモノにして受験に臨むしかないと思います。
過去問に例はなくても
試験主催者が出版するテキストに載っていないことを
試験問題として出題するハズはないでしょう?
正直なところ、過去問10年間を完全に理解・記憶していたら
7割は取れる問題を出してくれているとは思います。
ですが、少し記憶が曖昧なところがあれば
過去問だけの勉強ではカバーできない状況が起こってしまうのです。
そこをカバーするための
試験主催者の「純正参考書」という位置づけでしょうか。
産業環境管理協会、講習会を開いたり、
参考書販売したり、ネット通信教育もあったり
なかなか手広く資格取得希望者に寄り添ってくれている感じもありますが、
商売が上手いです。
試験の科目合格3年保持システムも上手に設計してあり、
受験料も高い!!
合格率も低めに設定してあり
なかなか良くできたシステムだと思います。(皮肉)
2022 公害防止管理者 受験記&自己採点 まとめ
私には やはり難しい公害防止管理者資格試験。
来年も受けなければなりません。
結果は暫定ながら、1科目(大気特論)合格。
来年は 残り1科目(公害総論)
もしそれを失敗すると、2科目復活と考えると
どうしても来年決めなければ、大気4種さえ取れずに
延々と時だけが過ぎていくことに。
本当は、今年4種をクリアして、
来年は大気1種をと考えてはいましたが夢と消えました。
なかなか思うようにはいきませんが、
私自身、年齢との闘いもありますので 早くしなければ・・・。
※公害防止管理者を受験された皆様、お疲れさまでした。
また、来年会いましょうm(__)m
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