漫画「聲の形」／作者：大今良時 レビュー＆感想
漫画「聲の形」評価
個人的満足度： 94％
作品的星評価 ：★★★★★ 5/5
個人的満足度：
鑑賞して良かった、面白かった、好きなタイプのマンガかを、個人的主観で満足度評価しています。
作品的星評価：
絵・ストーリー展開・物語設定など、作品の全体像を、できるだけ客観的に見た評価です。
※感想は鑑賞時の 年代・時期（季節）・心理状態・境遇・趣味によって変化します。
あくまでも、鑑賞時点の感想ですので、再読時は評価が違う可能性があります。
漫画「聲の形」 レビュー（あらすじ）
「俺は彼女が嫌いだった」
――明るく！ 楽しく！ 大冒険！ がモットーの少年、
石田将也（いしだ・しょうや）。耳の聞こえない転校生の少女、
西宮硝子（にしみや・しょうこ）。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく――。
余りにもみずみずしい青春のカケラたち。
最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。Amazon
より
より漫画「聲の形」 作品データ
作者：大今良時
掲載誌：週刊少年マガジン
コミックス：全7巻
掲載期間：2013～2014
漫画「聲の形」公式サイト
アニメ映画版「聲の形」公式サイト
漫画「聲の形」 感想
障害・いじめを同時に扱う問題作！？
物語前半の聴覚障がいの女の子が
普通学級に転校、そしていじめにあう。
子供たちの非情で残酷でリアルな世界が最初に描かれていて、
精神を乱されることもあるでしょう。
が、
全7巻で描かれた物語を最後まで読み切って欲しい。
漫画「聲の形」 感想 まとめ
重いテーマだ。
人を傷つけたことを償うことが出来るのか？
他人とのコミュニケーションとはなんなのか？
登場人物それぞれの想い、エゴ、行動に
正解などなくて、
それでも
誰かと繋がっていたくて、
どうしていいのか分からなくて・・。
そんな
どうしようもない想いが
作品の中でぶつかり合っている様が、
読んだ人の心をあぶり出すようなマンガ。
沢山の登場人物の想いを
何度読んでも分からないかもしれないけれど、
何度でも読みたい、
他の人にも読んで欲しくなる
心の奥にいつまでもひっかかる作品です。
抽象的過ぎて、
何を言っているのか分からないかもしれませんが、
読んで、自分の心で感じて欲しいです。
中学校の図書室に絶対に置いてください！
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